いまが苦しいのに、未来に考えや思いを向けるのは難しいことです。
でも、軸足を未来に置く「未来志向型アプローチ」はやはり大事な考え方で効果が出る治療ではないかと思われました。
たとえば、もしニキビがない肌だったらなにをしたいか、アトピーがなかったらどんな人生がこの先待っているのか。
未来を想像し、それが実感となってくると、そこへ向かってその人の人生が滑り出します。病気に注目していた生活が、自分の未来に注目するようになってくれば、もうその病気は半分治ったも同然なのです。
この未来志向型アプローチで、なかでもシステムズアプローチと呼ばれるものはなかなか興味深く、特に家族療法は以前の私はかなり一生懸命やりました。
わかりやすく説明するために、具体的な話をしますね。たとえば家族の誰かがうつになったとします。一般的には、本人も含めて家族全員がうつという「病気」に注目し、治療しなくてはと考えるでしょう。けれども家族療法では、本人だけではなく家族全体を治療対象としてとらえます。もちろん本人にはうつの治療をおこないますが、同時に家族全員の固定された状況を変化させることを念頭に置きます。つまり、家族を一種のシステムとしてとらえるわけですね。
もう少し続くので明日も読んでね。
最近買ったお香立て やっぱり猫(笑)
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Source: はぴトレ~Happy Training~
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