重要なのは、ここからです。
家族の誰かが病気になれば、ほかの家族は心配します。
心の病気であればなおさらでしょう。
しかし腫れ物に触るように接し、いつも心配ばかりしている状況が続くと、
今度はそれが固定化して新たなシステムとなってしまいます。
システムのありようは多様ですが、
たとえば本人は「みんなが自分に注目し、心配する」という状況を手放せなくなり、
家族は「常に心配し、自分たちのことを二の次にして尽くす」という役割から
降りられなくなったりします。
ただ、本人は決して計算しているのでも、楽しんでいるわけでもありません。
むしろとても苦しみ、家族に申し訳ないとも思っています。
けれども無意識の部分で「家族が常に自分に注目し心配してくれる」という
状況から離れられなくなってしまっているのです。
なぜ、そんなことになるのか。そこにシステムとしての問題点があるわけです。
この構造を家族みんなで認識し、変えていこうという意識をもつことが
回復への出発点となるはずです。
明日は現在の美容治療に目を向けての私の考え方を。
つづく
大原三千院のわらべ地蔵。
なんとも愛らしく頬が緩む感じがしますね。
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Source: はぴトレ~Happy Training~
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